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ノックスクート 大阪(関西)-バンコク(ドンムアン)線 XW111便 搭乗レポート (就航初便)
2018年11月2日
2018年10月29日、ノックスクートの新路線 大阪(関西)-バンコク(ドンムアン)線が就航しました。
LCC激戦区の関西国際空港に参入したノックスクート、その就航初便に搭乗しましたのでレポートします。
【公式URL】ノックスクート
nokscoot ロゴ
「スクートは知っているけど、ノックスクートって何?どう違うの?」
「スクートとほぼ同じです」
※LCCjpの見解です。
おなじみのスクートと同等のクオリティの選択肢、それがノックスクートです。
では、ノックスクートがどういう航空会社か、わかりやすい例でご説明しましょう。
SCOOT ボーイング787-9型機
こちらはおなじみスクートのボーイング787-9型機。
nokair ボーイング737-800型機 (タイ国内線)
こちらがノックエアのボーイング737-800型機。
この2つがフュージョンすると!
ノックスクート B777-200ER型機
ノックスクートになります!
顔はノックエアゆずりのファニーフェイスですが、がっしりした体格はスクートによく似た子なんです。
おわかりいただけただろうか。
すみません。真面目に簡単にまとめなおしますと、ノックスクートはシンガポールのLCC「スクート (SCOOT)」と、タイのLCC「ノックエア (nokair)」の合弁会社として、2014年に設立された長距離国際線を運航するLCCです。
ノックスクート就航都市 2018年10月現在
就航都市は、バンコク・ドンムアン空港を拠点に、東京(成田)、大阪(関西)、台北、西安、青島、大連、天津、南京、瀋陽の8都市です。使用機材はボーイング777-200ER型機(2クラス、全415席。エコノミー391席、スクートビズ24席)。サービス・料金体系はスクートとほぼ同等のもので構成されています。
日本路線への参入は、2018年6月に開設した東京(成田)-バンコク(ドンムアン)線に続き、この大阪(関西)-バンコク(ドンムアン)線が2路線目になります。
今後の就航計画には、インド、韓国、そして日本にはもう1都市が計画されています。どこでしょうね、もう1都市。
ノックスクートがどういう航空会社か、だいたいわかった(?)ところで、LCC大好きなみなさんが気になるのが価格です。
さきほど料金体系はスクートと同等といいましたが、価格水準も同等に安い運賃で利用できます。
ノックスクートの航空券をさらに安く手に入れるチャンスは月1~2回あり、ノックスクートの公式サイトで開催されるセールを狙いましょう。
nokscoot 関西ーバンコク就航記念セール (※終了しています)
突発的に開催される1~3日間限定の「フラッシュセール」、月末恒例の「月末にごほうび!セール」、新路線発表時の「就航記念セール」などがあります。
セール価格の例では、エコノミー片道8,900~12,800円近辺、スクートビズ片道22,000~25,800円近辺で、同時期に開催されるスクートのセールと比べて同額か、さらに少し安い場合があります。
LCCjpで直近のセールを紹介した例は下記のとおりです。(下記のセールは終了しています)
[参考記事] ノックスクート、「月末にごほうび!」セール開催中!成田/関西-バンコク(ドンムアン)線対象、片道11,500円から (2018/10/23~終了)
[参考記事] ノックスクート、「関西-バンコク線就航記念スペシャル価格セール」8月22日12時から開催!記念運賃は片道8,900円から(2018/8/22~終了)
ではいよいよ、ノックスクートに乗って関空からタイ・バンコクへ向かいます!
早朝の関西空港第1ターミナル
2018年10月29日、関西国際空港へやってきました。ノックスクートは第1ターミナルからの発着で、チェックイン開始は出発時刻の3時間前から、締め切りは1時間前まで。
XW111便は8時30分発なので、チェックイン開始は5時30分から、締切は7時30分になります。
・2018年10月29日から
XW111 大阪(関西) 08:30 - ドンムアン 12:45 週4便(月火木土)
XW112 ドンムアン 23:50 - 大阪(関西) 07:10 週4便(月水金日)
関西空港第1ターミナルDカウンター
6時ちょっと過ぎ、第1ターミナルのDカウンター前に到着しました。さすが大型機ボーイング777。大行列ができています。
いつもだったらチェックイン開始時刻よりも前にカウンターに到着しているLCCjpの中の人ですが、今回は専用チェックインカウンターのあるスクートビズ利用のため余裕こいての到着です。
関西空港第1ターミナルDカウンター
カウンター到着から3分でチェックイン完了!!
この日の初便は、415席に対してほぼ満席近くの搭乗率のため、並ばずにチェックインができるのは本当にありがたい。大型機になればなるほどチェックイン待ちも長くなるので、このありがたみは身にしみてきます。
チェックインが完了したので、搭乗ゲートへ向かいます。
早朝 関西空港の保安検査場は1か所のみ
早朝のため、保安検査場は出発口1だけがオープンしていました。スクートの搭乗ゲートもその方向なので、流れに乗って進みます。
関西空港 ウィングシャトル
保安検査を終え、搭乗ゲート2番のある南ウィングへ、ウィングシャトルに乗って中間駅まで進みます。
ノックエア B777-200型機
ウィングシャトルの中間駅を降りると、窓の外にノックエアの本日の搭乗機が見えました。愛嬌のある機体なので一目でわかりますね。
関西空港2番搭乗ゲート前
2番搭乗ゲート前に到着。ゲート前は就航初日らしく華やかに飾られていましたが、よくある就航セレモニーはありませんでした。
待合席のほうに行ってみると寄せ書きボードが用意されていて、搭乗客のみなさんがこの旅にかけるメッセージを寄せていました。
ノックスクート 寄せ書きボード
ノックスクート 寄せ書きボード
ノックスクート 寄せ書きボード
初めてのタイ旅行がノックスクートの就航初便という方が結構多くて、記念づくしでいい思い出になりそうでうらやましい。
もちろんリピートの方もたくさんいて、「30年ぶり3回目」という方や、「17年ぶり」という方もいて、今やLCCでびっくりするくらいリーズナブルに海外に行ける時代が来てしまって、本当にいい時代になりましたよね。
7時58分、スクートビズおよび前方席の優先搭乗が開始されました。
ノックスクート XW111便 搭乗開始
ノックスクート XW111便 搭乗開始
さらに10分後の8時8分、すべての搭乗客の搭乗が開始されました。
初便搭乗者に記念品を渡すノックスクート日本支社坪川社長
初便搭乗者には1つ1つ丁寧に記念品が手渡された
ノックスクート XW111便 初便搭乗記念品
今回の初便搭乗者へのプレゼント品の内訳は、ノックスクートオリジナルバッグとタンブラー、バゲッジタグ(タイ国政府観光庁)、ボールペン(関西空港)でした。
このあとは、ノックスクートに実際に搭乗して、機内食やシートを紹介します。
ノックスクート ストレッチシート
ノックスクートのエコノミーは3-4-3の配置で、写真の最前列の座席は足元が広いストレッチシートです。
ノックスクート スクートビズ
一方、スクートビズの座席は2-4-2の配置で、エコノミーと比べて1列あたり1席少なく、その分幅広のシートになっています。写真は最大限リクライニングさせたところです。
ノックスクート スクートビズ 足元
屈強な大人1人座ってなお、25cmほどの余裕がある広々とした足元です。
席の前後だけでなく、幅もゆったりしているので、おしりの位置を変えるためにもぞもぞしても隣の人に迷惑が掛かりません。
スクートビズ席の電源コンセント
座席の下にはユニバーサル電源(110V/60Hz)が用意されています。
ノックスクートには機内エンタメや機内WiFiサービスはないので、スマホ、タブレット、パソコンなどの充電向けです。USB電源はありませんので、スマホなどへ充電する場合は別途USB充電器が必要です。
機内でもシートのアップグレードが可能
機内に入ってからでもシートの空席があればエコノミーからスクートビズやストレッチシートなどへのアップグレードができます。
アップグレード料金はスクートビズが2500THB(約8,560円)、エコノミーのスタンダードシートからスーパーシートが800THB(約2,730円)、ストレッチシートが1200THB(約4,100円)。また、スクートビズのすぐ後ろにある比較的静かなエリア「スクート・イン・サイレンス キャビン」へのアップグレードサービスもあります。
座席をなめまわすように見ているうちに飛行機は定刻の8時30分に出発しました。
それから約10分後、安定高度に達するとお楽しみの機内食の提供が始まります。
nokscoot cafe
機内食メニュー「NokScoot Cafe」です。
NokScoot Cafe ホットミール
ホットミールは4種類で、価格は 200THB(約680円) 1ドリンクをセットにすると10THB (約34円)が値引きされます。
「醤油鶏飯」「日式照焼鶏肉飯」「香炖牛肉意大利面(ビーフ キャセロール)」「辣炒時蔬配白飯(※ベジタリアン向け)」
NokScoot Cafe ライトミール
ライトミールも4種類で、価格は150THB(約510円) 1ドリンクをセットにすると10THB (約34円)が値引きされます。
「鶏ハムとチーズのクロワッサン」「豆腐サラダ(※ベジタリアン向け)」「グリルチキンラップ(マヨ)」「チーズホットドック」
NokScoot Cafe プリオーダーミール
朝食メニューもコーヒーか紅茶付きで180THB(約600円)とお手軽でいいですね。
スクートビズは機内食が料金に含まれていて、2018年10月29日現在のメニューからは、「ローストチキン」か「スズキのタマリンドソース」が選べます。これに、ドリンク1種類、マンゴープリンまたはライチプリン(選択)、生フルーツを加えたセットになっています。
エコノミーでも同様のセットは360THB(約1,230円)で追加ができ、スクートビズやプリオーダーの機内食は、通常の機内サービスが始まる前に提供されます。
ノックスクート 機内食 ローストチキン
西式香烤鶏肉(青胡椒子醤)
Roast Chiken with Green Peppercorn Sauce
ほか、マンゴープリン、生フルーツ(パイン、スイカ)、ミネラルウォーター
事前に選んでおいたローストチキンの機内食が到着しました。
ノックスクート 機内食 ローストチキン
ローストチキンは皮なしの鶏むね肉で、付け合わせにローストされたジャガイモ(皮つき)、インゲンとキノコの炒め物。
味付けは醤油っぽい味付けで、青胡椒子醤という名称から辛いのかなと思ったら全然マイルドでした。万人受けする食べやすさです。ご飯は入っていませんが、鶏肉とジャガイモのボリュームで量的にはそれなりに満足する。
マンゴープリンはナタデココ入りで甘さは控えめ、生フルーツのパインは酸味が強く少々固めですが、スイカは甘くておいしゅうございました。
スクートビズの機内食は、標準的な方なら腹八分目くらいの満足感は十分に得られるのではないかと思います。
で、標準的な方ではないLCCjpの中の人、続いて機内食を追加します。
ちなみに、機内食の支払いは日本円かタイバーツの札のみで、クレジットカードは使用不可。日本円で支払った場合、おつりはタイバーツで返却されます。
ノックスクート 機内食 日式照焼鶏肉飯
日式照焼鶏肉飯
Teriyaki Chicken with Rice
価格:200THB(約680円)
やはりご飯が食べたかったのでまずはこちら。料理名「日式照焼鶏肉飯」からも想像通りの照り焼きチキンです。
ではいただきま・・
ノックスクート 機内食 日式照焼鶏肉飯
豆腐か!
いや、正しくはカトラリーセットの中に入っているナイフを使って、内側を切っていくのが正解です。
ノックスクート 機内食 日式照焼鶏肉飯
き、切れねえ・・・
コツはですね、馬乗りになって、ひとおもいに、とどめを差す。そんな感じです。
ノックスクート 機内食 日式照焼鶏肉飯
日式照焼鶏肉飯、番号っ!
鶏肉「1!」
ご飯「2!」
以上、2品揃いましたっ!よし!
というシンプルな機内食。味はテリヤキ。なじみの焼き鳥缶の醤油を強めにした感じ。とにかく鶏肉いっぱい入っているので満足度は高い。できれば付け合わせでもう1色、一味が何か欲しかった。
ホットミールに何やら似たメニューが並んでいたので、どう違うのか比べてみたくなり、もう1品注文してみました。
ノックスクート 機内食 醤油鶏飯
醤油鶏飯
Soya Sauce Chicken with Rice
価格:200THB(約680円)
こちらが「醤油鶏飯」です。全体的に茶色いです。
ノックスクート 機内食 醤油鶏飯
名称から想像して和食なのかと思ったら、中華風でした。一見、汁気が多く見えるのですが、鶏肉はいっぱい入っています。うずら卵は1個。もう1つ丸いのもうずらかなと思ったらマッシュルームでした。
日本のしょうゆとはちょっと風味が違う気がします。ご飯は炊き込みご飯のようにしっかり醤油味がついてて、おかずもご飯も醤油味。かなり甘めの味付けですが、わりといけます。
ノックスクート 機内照明を暗く
機内サービスが終了すると、照明が落とされました。まだ午前中なのですが、ほとんどの乗客が仮眠をとっているため、機内は静かです。
スクートビズのシートは足元の広さだけでなく座席幅も広いので、リクライニングをすると軽く横に寝がえりを打てるくらいの余裕があります。この余裕こそが仮眠をとるときにすごく重要です。
まもなくドンムアン空港に到着
バンコク到着まえに2度目の機内サービスが始まり、それが終わるとまもなくタイに到着です。
ドンムアン空港に到着したノックスクートXW111便
ノックスクート XW111便は、定刻通りバンコク・ドンムアン空港に到着しました。
ノックスクート XW111便 客室乗務員のみなさん
終始、笑顔で接客していただけた客室乗務員さんたちが印象的な素敵なフライトでした。ありがとうございました。
2018年後半から来年もLCCのタイ国際線が増えてきそうな気配がしていますが、ノックスクートもどんどん日本路線を増やして頑張っていただきたいと思います。
ノックスクート 大阪(関西)-バンコク(ドンムアン)線 XW111便の搭乗レポートは以上です。
【公式URL】ノックスクート
LCC激戦区の関西国際空港に参入したノックスクート、その就航初便に搭乗しましたのでレポートします。
【公式URL】ノックスクート
今回のレポートで利用した便
航空会社:ノックスクート(nokscoot)
便名:XW111便
路線:大阪(関西)-バンコク(ドンムアン)
搭乗日:2018年10月29日(月)
[運航スケジュール]
出発:大阪(関西) KIX 08:30
到着:バンコク(ドンムアン) DMK 12:45
所要:6時間15分
ノックスクートって?
nokscoot ロゴ
「スクートは知っているけど、ノックスクートって何?どう違うの?」
「スクートとほぼ同じです」
※LCCjpの見解です。
おなじみのスクートと同等のクオリティの選択肢、それがノックスクートです。
では、ノックスクートがどういう航空会社か、わかりやすい例でご説明しましょう。
SCOOT ボーイング787-9型機
こちらはおなじみスクートのボーイング787-9型機。
nokair ボーイング737-800型機 (タイ国内線)
こちらがノックエアのボーイング737-800型機。
この2つがフュージョンすると!
ノックスクート B777-200ER型機
ノックスクートになります!
顔はノックエアゆずりのファニーフェイスですが、がっしりした体格はスクートによく似た子なんです。
おわかりいただけただろうか。
すみません。真面目に簡単にまとめなおしますと、ノックスクートはシンガポールのLCC「スクート (SCOOT)」と、タイのLCC「ノックエア (nokair)」の合弁会社として、2014年に設立された長距離国際線を運航するLCCです。
ノックスクート就航都市 2018年10月現在
就航都市は、バンコク・ドンムアン空港を拠点に、東京(成田)、大阪(関西)、台北、西安、青島、大連、天津、南京、瀋陽の8都市です。使用機材はボーイング777-200ER型機(2クラス、全415席。エコノミー391席、スクートビズ24席)。サービス・料金体系はスクートとほぼ同等のもので構成されています。
日本路線への参入は、2018年6月に開設した東京(成田)-バンコク(ドンムアン)線に続き、この大阪(関西)-バンコク(ドンムアン)線が2路線目になります。
今後の就航計画には、インド、韓国、そして日本にはもう1都市が計画されています。どこでしょうね、もう1都市。
ノックスクートのセールを利用しよう
ノックスクートがどういう航空会社か、だいたいわかった(?)ところで、LCC大好きなみなさんが気になるのが価格です。
さきほど料金体系はスクートと同等といいましたが、価格水準も同等に安い運賃で利用できます。
ノックスクートの航空券をさらに安く手に入れるチャンスは月1~2回あり、ノックスクートの公式サイトで開催されるセールを狙いましょう。
nokscoot 関西ーバンコク就航記念セール (※終了しています)
突発的に開催される1~3日間限定の「フラッシュセール」、月末恒例の「月末にごほうび!セール」、新路線発表時の「就航記念セール」などがあります。
セール価格の例では、エコノミー片道8,900~12,800円近辺、スクートビズ片道22,000~25,800円近辺で、同時期に開催されるスクートのセールと比べて同額か、さらに少し安い場合があります。
LCCjpで直近のセールを紹介した例は下記のとおりです。(下記のセールは終了しています)
[参考記事] ノックスクート、「月末にごほうび!」セール開催中!成田/関西-バンコク(ドンムアン)線対象、片道11,500円から (2018/10/23~終了)
[参考記事] ノックスクート、「関西-バンコク線就航記念スペシャル価格セール」8月22日12時から開催!記念運賃は片道8,900円から(2018/8/22~終了)
ではいよいよ、ノックスクートに乗って関空からタイ・バンコクへ向かいます!
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ノックスクート就航初日の関西空港へ!
早朝の関西空港第1ターミナル
2018年10月29日、関西国際空港へやってきました。ノックスクートは第1ターミナルからの発着で、チェックイン開始は出発時刻の3時間前から、締め切りは1時間前まで。
XW111便は8時30分発なので、チェックイン開始は5時30分から、締切は7時30分になります。
ノックスクート 関西-ドンムアン線 運航スケジュール
・2018年10月29日から
XW111 大阪(関西) 08:30 - ドンムアン 12:45 週4便(月火木土)
XW112 ドンムアン 23:50 - 大阪(関西) 07:10 週4便(月水金日)
関西空港第1ターミナルDカウンター
6時ちょっと過ぎ、第1ターミナルのDカウンター前に到着しました。さすが大型機ボーイング777。大行列ができています。
いつもだったらチェックイン開始時刻よりも前にカウンターに到着しているLCCjpの中の人ですが、今回は専用チェックインカウンターのあるスクートビズ利用のため余裕こいての到着です。
関西空港第1ターミナルDカウンター
カウンター到着から3分でチェックイン完了!!
この日の初便は、415席に対してほぼ満席近くの搭乗率のため、並ばずにチェックインができるのは本当にありがたい。大型機になればなるほどチェックイン待ちも長くなるので、このありがたみは身にしみてきます。
チェックインが完了したので、搭乗ゲートへ向かいます。
早朝 関西空港の保安検査場は1か所のみ
早朝のため、保安検査場は出発口1だけがオープンしていました。スクートの搭乗ゲートもその方向なので、流れに乗って進みます。
関西空港 ウィングシャトル
保安検査を終え、搭乗ゲート2番のある南ウィングへ、ウィングシャトルに乗って中間駅まで進みます。
ノックエア B777-200型機
ウィングシャトルの中間駅を降りると、窓の外にノックエアの本日の搭乗機が見えました。愛嬌のある機体なので一目でわかりますね。
関西空港2番搭乗ゲート前
2番搭乗ゲート前に到着。ゲート前は就航初日らしく華やかに飾られていましたが、よくある就航セレモニーはありませんでした。
祝いの門出に寄せ書きを
待合席のほうに行ってみると寄せ書きボードが用意されていて、搭乗客のみなさんがこの旅にかけるメッセージを寄せていました。
ノックスクート 寄せ書きボード
ノックスクート 寄せ書きボード
ノックスクート 寄せ書きボード
初めてのタイ旅行がノックスクートの就航初便という方が結構多くて、記念づくしでいい思い出になりそうでうらやましい。
もちろんリピートの方もたくさんいて、「30年ぶり3回目」という方や、「17年ぶり」という方もいて、今やLCCでびっくりするくらいリーズナブルに海外に行ける時代が来てしまって、本当にいい時代になりましたよね。
搭乗開始!初便記念品プレゼント
7時58分、スクートビズおよび前方席の優先搭乗が開始されました。
ノックスクート XW111便 搭乗開始
ノックスクート XW111便 搭乗開始
さらに10分後の8時8分、すべての搭乗客の搭乗が開始されました。
初便搭乗者に記念品を渡すノックスクート日本支社坪川社長
初便搭乗者には1つ1つ丁寧に記念品が手渡された
ノックスクート XW111便 初便搭乗記念品
今回の初便搭乗者へのプレゼント品の内訳は、ノックスクートオリジナルバッグとタンブラー、バゲッジタグ(タイ国政府観光庁)、ボールペン(関西空港)でした。
このあとは、ノックスクートに実際に搭乗して、機内食やシートを紹介します。
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ノックスクート機内のシート
ノックスクート ストレッチシート
ノックスクートのエコノミーは3-4-3の配置で、写真の最前列の座席は足元が広いストレッチシートです。
ノックスクート スクートビズ
一方、スクートビズの座席は2-4-2の配置で、エコノミーと比べて1列あたり1席少なく、その分幅広のシートになっています。写真は最大限リクライニングさせたところです。
ノックスクート スクートビズ 足元
屈強な大人1人座ってなお、25cmほどの余裕がある広々とした足元です。
席の前後だけでなく、幅もゆったりしているので、おしりの位置を変えるためにもぞもぞしても隣の人に迷惑が掛かりません。
スクートビズ席の電源コンセント
座席の下にはユニバーサル電源(110V/60Hz)が用意されています。
ノックスクートには機内エンタメや機内WiFiサービスはないので、スマホ、タブレット、パソコンなどの充電向けです。USB電源はありませんので、スマホなどへ充電する場合は別途USB充電器が必要です。
機内でもシートのアップグレードが可能
機内に入ってからでもシートの空席があればエコノミーからスクートビズやストレッチシートなどへのアップグレードができます。
アップグレード料金はスクートビズが2500THB(約8,560円)、エコノミーのスタンダードシートからスーパーシートが800THB(約2,730円)、ストレッチシートが1200THB(約4,100円)。また、スクートビズのすぐ後ろにある比較的静かなエリア「スクート・イン・サイレンス キャビン」へのアップグレードサービスもあります。
ノックスクートの機内食です!
座席をなめまわすように見ているうちに飛行機は定刻の8時30分に出発しました。
それから約10分後、安定高度に達するとお楽しみの機内食の提供が始まります。
nokscoot cafe
機内食メニュー「NokScoot Cafe」です。
NokScoot Cafe ホットミール
ホットミールは4種類で、価格は 200THB(約680円) 1ドリンクをセットにすると10THB (約34円)が値引きされます。
「醤油鶏飯」「日式照焼鶏肉飯」「香炖牛肉意大利面(ビーフ キャセロール)」「辣炒時蔬配白飯(※ベジタリアン向け)」
NokScoot Cafe ライトミール
ライトミールも4種類で、価格は150THB(約510円) 1ドリンクをセットにすると10THB (約34円)が値引きされます。
「鶏ハムとチーズのクロワッサン」「豆腐サラダ(※ベジタリアン向け)」「グリルチキンラップ(マヨ)」「チーズホットドック」
NokScoot Cafe プリオーダーミール
朝食メニューもコーヒーか紅茶付きで180THB(約600円)とお手軽でいいですね。
スクートビズは機内食が料金に含まれていて、2018年10月29日現在のメニューからは、「ローストチキン」か「スズキのタマリンドソース」が選べます。これに、ドリンク1種類、マンゴープリンまたはライチプリン(選択)、生フルーツを加えたセットになっています。
エコノミーでも同様のセットは360THB(約1,230円)で追加ができ、スクートビズやプリオーダーの機内食は、通常の機内サービスが始まる前に提供されます。
機内食はローストチキンで
ノックスクート 機内食 ローストチキン
西式香烤鶏肉(青胡椒子醤)
Roast Chiken with Green Peppercorn Sauce
ほか、マンゴープリン、生フルーツ(パイン、スイカ)、ミネラルウォーター
事前に選んでおいたローストチキンの機内食が到着しました。
ノックスクート 機内食 ローストチキン
ローストチキンは皮なしの鶏むね肉で、付け合わせにローストされたジャガイモ(皮つき)、インゲンとキノコの炒め物。
味付けは醤油っぽい味付けで、青胡椒子醤という名称から辛いのかなと思ったら全然マイルドでした。万人受けする食べやすさです。ご飯は入っていませんが、鶏肉とジャガイモのボリュームで量的にはそれなりに満足する。
マンゴープリンはナタデココ入りで甘さは控えめ、生フルーツのパインは酸味が強く少々固めですが、スイカは甘くておいしゅうございました。
スクートビズの機内食は、標準的な方なら腹八分目くらいの満足感は十分に得られるのではないかと思います。
で、標準的な方ではないLCCjpの中の人、続いて機内食を追加します。
ちなみに、機内食の支払いは日本円かタイバーツの札のみで、クレジットカードは使用不可。日本円で支払った場合、おつりはタイバーツで返却されます。
ノックスクート 機内食 日式照焼鶏肉飯
日式照焼鶏肉飯
Teriyaki Chicken with Rice
価格:200THB(約680円)
やはりご飯が食べたかったのでまずはこちら。料理名「日式照焼鶏肉飯」からも想像通りの照り焼きチキンです。
ではいただきま・・
ノックスクート 機内食 日式照焼鶏肉飯
豆腐か!
いや、正しくはカトラリーセットの中に入っているナイフを使って、内側を切っていくのが正解です。
ノックスクート 機内食 日式照焼鶏肉飯
き、切れねえ・・・
コツはですね、馬乗りになって、ひとおもいに、とどめを差す。そんな感じです。
ノックスクート 機内食 日式照焼鶏肉飯
日式照焼鶏肉飯、番号っ!
鶏肉「1!」
ご飯「2!」
以上、2品揃いましたっ!よし!
というシンプルな機内食。味はテリヤキ。なじみの焼き鳥缶の醤油を強めにした感じ。とにかく鶏肉いっぱい入っているので満足度は高い。できれば付け合わせでもう1色、一味が何か欲しかった。
ホットミールに何やら似たメニューが並んでいたので、どう違うのか比べてみたくなり、もう1品注文してみました。
ノックスクート 機内食 醤油鶏飯
醤油鶏飯
Soya Sauce Chicken with Rice
価格:200THB(約680円)
こちらが「醤油鶏飯」です。全体的に茶色いです。
ノックスクート 機内食 醤油鶏飯
名称から想像して和食なのかと思ったら、中華風でした。一見、汁気が多く見えるのですが、鶏肉はいっぱい入っています。うずら卵は1個。もう1つ丸いのもうずらかなと思ったらマッシュルームでした。
日本のしょうゆとはちょっと風味が違う気がします。ご飯は炊き込みご飯のようにしっかり醤油味がついてて、おかずもご飯も醤油味。かなり甘めの味付けですが、わりといけます。
ノックスクート 機内照明を暗く
機内サービスが終了すると、照明が落とされました。まだ午前中なのですが、ほとんどの乗客が仮眠をとっているため、機内は静かです。
スクートビズのシートは足元の広さだけでなく座席幅も広いので、リクライニングをすると軽く横に寝がえりを打てるくらいの余裕があります。この余裕こそが仮眠をとるときにすごく重要です。
まもなくドンムアン空港に到着
バンコク到着まえに2度目の機内サービスが始まり、それが終わるとまもなくタイに到着です。
ドンムアン空港に到着したノックスクートXW111便
ノックスクート XW111便は、定刻通りバンコク・ドンムアン空港に到着しました。
ノックスクート XW111便 客室乗務員のみなさん
終始、笑顔で接客していただけた客室乗務員さんたちが印象的な素敵なフライトでした。ありがとうございました。
2018年後半から来年もLCCのタイ国際線が増えてきそうな気配がしていますが、ノックスクートもどんどん日本路線を増やして頑張っていただきたいと思います。
ノックスクート 大阪(関西)-バンコク(ドンムアン)線 XW111便の搭乗レポートは以上です。
【公式URL】ノックスクート
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