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タイ・ライオンエア バンコク(ドンムアン)-東京(成田)線 SL300便 搭乗レポート プレミアムエコノミー編
2018年12月28日
タイ・ライオンエアのバンコク(ドンムアン)-東京(成田)線に搭乗しましたのでレポートします。
【公式サイト】タイ・ライオンエア
[関連記事] タイ・ライオンエア 東京(成田)-バンコク(ドンムアン)線 SL301便 搭乗レポート (就航初便)
タイライオンエア SL301便
タイ・ライオンエアで無事にバンコクに到着しましたが、帰りももちろんタイ・ライオンエアです。
日本就航を果たしたタイ・ライオンエアの名誉のために言っておきますけど、タイは大丈夫でした。本当です。タイは大丈夫でしたのでご安心ください皆さん!
何ももらってないので(おい)全力で言います!
エイチ・アイ・〇スやクラブツー〇ズムのツアーで搭乗することになっちゃった方もご安心ください!
タイ・ライオンエアは大丈夫です!
これだけ言えば信じてもらえるかな。こんにちは、全額自腹のLCCjpの中の人です。
俺、無事に日本に帰ったら搭乗レポート書くんだ。(フラグたてるな)
LCCと言えば、歌ったり、踊ったり、衣装着たり、ハイタッチしたり、プレゼントくれたり、ゆるキャラが来たり、忘年会の余興のごとき面白い展開を期待していましたが、どうもこのLCCの世界に長く居すぎたせいか、それが普通だと思っていましたが少々感覚がズレてしまったようです。
タイ・ライオンエアは、就航発表から初日に至るまでさざ波のような静観ムードの中、日本にやってきました。これから名古屋(中部)、大阪(関西)、福岡と路線を増やしていくようですが、ターゲットは個人客というよりはツアー客なんでしょう。派手なアピールはせずに地味に座席を埋めていく、LCC業界の人から見れば恐い伏兵なのかもしれません。
タイライオンエア マスコットキャラクター
派手じゃないって言いましたけど、マスコットキャラは成田の初便の時に会場にいましたね。
さて、前置きが長くなりましたが、今回は日本への帰国便、ドンムアン発-東京(成田)行きで、上位クラスのプレミアムエコノミーを利用した搭乗レポートをお伝えします。
タイ・ドンムアン空港の第1ターミナル(国際線)です。夜でもワイワイガヤガヤとせわしない光景ですが、東南アジアらしい活気にあふれたターミナルです。
タイ・ドンムアン空港 第1ターミナル チェックインカウンター
タイ・ライオンエアのチェックイン時刻は、出発時刻の3時間前から1時間30分前まで。成田でもタイでも同じルールです。
ドンムアン発成田行きSL300便は深夜1時00分出発ですので、前日22時00分から23時30分までがチェックインタイムです。
SL300 バンコク(ドンムアン)01:00 – 東京(成田)09:10 毎日
SL301 東京(成田)11:00 – バンコク(ドンムアン)16:15 毎日
タイ・ライオンエアのチェックインカウンターは便指定表示ではなくほぼ常時オープンしています。
だったら何時間前でもチェックインできるんじゃね?と思って、試しに出発5時間前の20時にチェックインしようとしてみたら、「22時まで待って」と言われてしまいました。
タイライオンエア チェックイン完了
そして大体言われた時刻の21時50分に再びチェックインカウンターにやってきました。カウンターには誰も並んでおらず、スタッフもヒマそうだったので、試しにチェックインしてみたら、問題なく完了。わりとアバウトです。おかげで全く行列せずにチェックインを済ませることができました。
今回はプレミアムエコノミー利用なので優先チェックインというサービスが受けられるのですが、他に誰もいなければ優先も何もありませんね。
ドンムアン空港 搭乗ゲートへ
SL300便の搭乗ゲートの23番へ向かいます。出発45分前までに搭乗ゲートに集合だそうです。
ドンムアン空港 23番搭乗ゲート
ゲートでは出発準備中です。ゲート周辺にはカフェや売店が営業しているので、小腹が空いても大丈夫。空港WiFiはありますが、電源は使っていいのか悪いのか、壁のコンセントを勝手に使って我が家のようにくつろいでる人はチラホラいらっしゃいました。
出発45分前までに搭乗ゲートに集合と言った割には、なかなか搭乗が始まりませんでしたが、それから30分経過してようやく搭乗が始まりそうです。
搭乗ゲート前でまもなく搭乗が始まるとのアナウンスがあったようで、乗客らが列を作り始めました。
プレミアムエコノミーから優先搭乗
深夜0時45分。出発時刻の15分前にプレミアムエコノミー席の優先搭乗から搭乗が始まりました。
タイライオンエア SL300便
本日の搭乗機、エアバスA330-300型機です。
タイライオンエア 客室乗務員さん
機内に入るとバティック柄の制服の客室乗務員さんが迎えてくれました。笑顔で記念撮影に応じて頂き、ありがとうございました。
タイライオンエア プレミアムエコノミー席
こちらがタイ・ライオンエアのプレミアムエコノミー席です。横2-2-2の配置で3列、合計18席あります。
タイライオンエア プレミアムエコノミー席
プレミアムエコノミーのシートは2席で1ユニット。隣席とは微妙な距離感が保たれていて、そこそこのプライベート感があります。また、エコノミー席と同様に、全席エンタメ端末が装備されています。
プレミアムエコノミー リクライニングコントロールパネル
リクライニングスイッチはひじ掛け部分にコントロールパネルがあり、手元で操作できます。
1点、すごくわかりにくいですが、マッサージ機能付きです。(十字ボタン付近の青色の波ボタン)
フラット化したプレエコシート
最大限にフラットな状態にしてみました。ひじ掛けは上に引き上げることでちょっとした目線隠しになります。
テーブルを展開したプレエコシート
収納式テーブルを展開した状態です。エコノミー席のテーブルと比べて1.5倍以上大きく、安定感があります。
まずはおしぼりサービス、ブランケット、イヤホン
出発前のウェルカムセットその1。おしぼりサービス、ブランケット、イヤホン。
エンタメ端末のタッチパネルに届かない!
座ってみました。・・・!!
トイレットペーパータッチパネルに手が届かない!
プレエコシート装備1
どうすんだこれと思っていると、すぐに解決方法が判明しました。ひじ掛けの目隠しボードを引き上げるとあらわになるのが、カップホルダ、ユニバーサル電源、エンタメ端末のリモコン(有線式)。
プレエコシート装備2
別視点から見ると、USB電源もありました。(USBの上の奇妙な形のポートは謎です)
機内エンタメ用のリモコン
エンタメ端末のリモコン(表)です。上から順に、電源、マウスカーソルのタッチパッド、音量上げ、下げ、照明(ON/OFF)、乗務員コール解除、コール。
裏面はゲームコントローラー
リモコン(裏)は、十字キー、SELECT、START、A/B/X/Yボタン。LRやZボタンはありません。
リモコンで遠隔操作ができました
プレミアムエコノミー席の最前列席では、タッチパネルではなくリモコンでの操作が必須です。マウスカーソルの操作性も良く、ゲームの時は十字ボタンなどをつかうので、タッチできないことによる使いづらさはありませんでした。
ウェルカムドリンクサービス
離陸から30分経過した2時5分頃、ウェルカムサービスその2。ホットコーヒーがサービスで提供されました。
サービスの軽食セット
さらに続いて、無料サービスの軽食セットが提供されました。
バタークロワッサンとオレンジジュース
今回はバタークロワッサン、ドリンクは前回と同じオレンジジュースでした。
軽食の提供が終わると就寝タイムになります。
シートをリクライニング、フルフラットにして、おやすみなさい。
大柄の大人でも軽く横に寝返りができるくらいにはスペースに余裕があります。貸し出してくれたブランケットを体にかけると保温効果もあいまって、おかげさまで3時間ほどよく眠れました。
大変よく眠ってしまったので、写真撮るの忘れました。(汗)
タイを出発してから4時間ほど経過したころ、機内サービスがはじまりました。
日本時間 6時10分、機内食の提供が始まりました。プレミアムエコノミーには料金に機内食1食分が含まれています。
プレエコに含まれる機内食セット
予約時に指定していた機内食がこちらです。
タイライオンエア機内食 照り焼きチキン
「照り焼きチキン(Teriyaki Chicken)」
(単品購入時参考価格140THB/約480円)
ではいただきます。
ご飯の量がそこそこですがおかずの盛りはやや少なめです。
肉がパサパサで、しかも味付けが甘い!照り焼きというか砂糖煮です。
残念ながらこれはアウト。おすすめできません。
気が収まらないので、機内食の追加購入にまいります。気が収まっても食べるんですけどね。(笑)
タイライオンエア機内食アメリカンフライドライス
「アメリカンフライドライス(American Fried Rice)」
(140THB/約480円)
往路の機内食レポートと合わせて、これにて機内食4種類のコンプリート、最後の1食です。
アルミホイルのふたを開けるとふわっと漂う甘ったるい人造油の香り。
全面にマーガリンとケチャップで味付けされた "焼きめし(フライドライス)" が敷き詰められていてボリュームは十分ですが、魚肉っぽい、いや、それかどうかもわからない合成肉ソーセージと、チープなハムがトッピング、しなびたグリーンピース、干しブドウ お前なぜここにいるのだ。
もちろん完食しましたが、ボリュームがあるだけにつらいメニューでした。
2食連続でをはずれを引いてしまいました。
続きまして機内食の追加購入、最後は往路で最高金賞を与えたこのシリーズです。
タイライオンエア機内食インスタントタイレッドカレー
「インスタントフライドライス タイレッドカレー」
(90THB/約310円)
往路ではグリーンカレー、今回はレッドカレーです。
タイライオンエア機内食インスタントタイレッドカレー
おいしいです・・・(涙)
このシリーズは本当においしいです。正直、グリーンでもレッドでも大して違いはないんですが、おいしいです。
グリーンカレーの時と同様に、手抜きのないスパイシーな味付けと本気の辛味で、インスタントフードなのに本場のタイの味を楽しめます。カレー好きはタイライオンエアに乗ったら、是非食べてみてください。安いしうまいし、おすすめです。
終わりよければすべて良しっていうじゃないですか。レッドカレー食べて最終的には満足しました。
つめしぼと空と雲と私
もうすぐ成田到着というところで、再びおしぼりのサービスがありました。
「温かいのと冷たいのどっちがいいか」と尋ねられたのですが、人生で幾多のおしぼりが我が手を越えていきましたが、その選択肢は初めて迫られました。
正直どっちでもいいです。
でも気を使っていただいてありがとうございます。
タイライオンエア 到着間近(千葉/九十九里浜上空)
おお、とりあえず千葉には帰って来られた。最終着陸態勢でまもなく到着です。
8時59分に着陸し、それから20分ほど地上をグルグルと走り、9時18分、定刻から8分ほど遅れましたが成田国際空港に到着しました。
タイライオンエア SL300 成田到着
タイ・ライオンエアのプレミアムエコノミーを利用してみて、フラットシートの快適性は高く、十分な休息が取れる設備である点は高く評価できます。
LCCにおける同等の上位クラスのあるスクート(スクートビズ)やエアアジアX系(プレミアムフラットベッド)と比べても遜色ないレベルか、シートの新しさや清潔さではタイ・ライオンエアの方にやや分があるように感じました。
タイライオンエア 公式サイト
ただ、タイ・ライオンエアのシートをサービス内容で比較すると、エコノミーのサービスが手厚すぎる故に、お得感はエコノミーに軍配が上がります。
機内エンタメはエコノミーでも同等のものが提供されているし、基本料金内で預け入れ可能な手荷物重量は、成田発ではエコノミー20kgまで、プレエコ30kgまで、その差は10kg分です。機内食はエコノミーで有料、プレエコで1食無料の違いこそあれ、単価500円ほどの同一のメニューが提供されるので差はわずかと言っても良いかと思います。
今回のフライトではエコノミーとの差額が約20,000円でした。長時間フライトなので、ゆったり座って、寝て行く/寝て帰るという所に対価を払う気概のある方にはプレミアムエコノミーはお勧めできます。
何はともあれ、まだ始まったばかりの日本路線です。これから路線も続々増え、新規就航セールも開催しています。
タイ旅行の選択肢にタイ・ライオンエアを加えても大丈夫だと思いますよ。
タイ・ライオンエア SL300便 バンコク(ドンムアン)-東京(成田)線の搭乗レポートは以上です。
2018年もLCCjpの搭乗レポートをご覧いただき、ありがとうございました。2019年もLCCファンの皆様には客室乗務員さんの素敵な笑顔と、ユーザー目線の下世話な搭乗レポートをお伝えしたいと思います。
みなさん、よいお年を。
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【公式サイト】タイ・ライオンエア
今回のレポートで利用した便
航空会社:タイ・ライオンエア (Thai Lion air)
便名:SL300便
路線:バンコク(ドンムアン)-東京(成田)
搭乗日:2018年12月8日(土)
[運航スケジュール]
出発:バンコク(ドンムアン) DMK 01:00
到着:東京(成田) NRT 09:10
所要:6時間10分
[航空券]
航空券(往路/エコノミー) 15,350円
航空券(復路/プレミアムエコノミー) 35,550円
燃油サーチャージ・諸税(往復) 9,470円
座席指定(往路) 1,200円
機内食(事前予約) 540円
合計62,110円
[関連記事] タイ・ライオンエア 東京(成田)-バンコク(ドンムアン)線 SL301便 搭乗レポート (就航初便)
2018年最後の搭乗レポートになりました
タイライオンエア SL301便
タイ・ライオンエアで無事にバンコクに到着しましたが、帰りももちろんタイ・ライオンエアです。
日本就航を果たしたタイ・ライオンエアの名誉のために言っておきますけど、タイは大丈夫でした。本当です。タイは大丈夫でしたのでご安心ください皆さん!
何ももらってないので(おい)全力で言います!
エイチ・アイ・〇スやクラブツー〇ズムのツアーで搭乗することになっちゃった方もご安心ください!
タイ・ライオンエアは大丈夫です!
これだけ言えば信じてもらえるかな。こんにちは、全額自腹のLCCjpの中の人です。
俺、無事に日本に帰ったら搭乗レポート書くんだ。(フラグたてるな)
派手さはなくてもLCC タイ・ライオンエア
LCCと言えば、歌ったり、踊ったり、衣装着たり、ハイタッチしたり、プレゼントくれたり、ゆるキャラが来たり、忘年会の余興のごとき面白い展開を期待していましたが、どうもこのLCCの世界に長く居すぎたせいか、それが普通だと思っていましたが少々感覚がズレてしまったようです。
タイ・ライオンエアは、就航発表から初日に至るまでさざ波のような静観ムードの中、日本にやってきました。これから名古屋(中部)、大阪(関西)、福岡と路線を増やしていくようですが、ターゲットは個人客というよりはツアー客なんでしょう。派手なアピールはせずに地味に座席を埋めていく、LCC業界の人から見れば恐い伏兵なのかもしれません。
タイライオンエア マスコットキャラクター
派手じゃないって言いましたけど、マスコットキャラは成田の初便の時に会場にいましたね。
さて、前置きが長くなりましたが、今回は日本への帰国便、ドンムアン発-東京(成田)行きで、上位クラスのプレミアムエコノミーを利用した搭乗レポートをお伝えします。
夜のドンムアン空港からスタート
タイ・ドンムアン空港の第1ターミナル(国際線)です。夜でもワイワイガヤガヤとせわしない光景ですが、東南アジアらしい活気にあふれたターミナルです。
タイ・ドンムアン空港 第1ターミナル チェックインカウンター
タイ・ライオンエアのチェックイン時刻は、出発時刻の3時間前から1時間30分前まで。成田でもタイでも同じルールです。
ドンムアン発成田行きSL300便は深夜1時00分出発ですので、前日22時00分から23時30分までがチェックインタイムです。
タイ・ライオンエア 成田-ドンムアン線 運航スケジュール
SL300 バンコク(ドンムアン)01:00 – 東京(成田)09:10 毎日
SL301 東京(成田)11:00 – バンコク(ドンムアン)16:15 毎日
タイ・ライオンエアのチェックインカウンターは便指定表示ではなくほぼ常時オープンしています。
だったら何時間前でもチェックインできるんじゃね?と思って、試しに出発5時間前の20時にチェックインしようとしてみたら、「22時まで待って」と言われてしまいました。
タイライオンエア チェックイン完了
そして大体言われた時刻の21時50分に再びチェックインカウンターにやってきました。カウンターには誰も並んでおらず、スタッフもヒマそうだったので、試しにチェックインしてみたら、問題なく完了。わりとアバウトです。おかげで全く行列せずにチェックインを済ませることができました。
今回はプレミアムエコノミー利用なので優先チェックインというサービスが受けられるのですが、他に誰もいなければ優先も何もありませんね。
ドンムアン空港 搭乗ゲートへ
SL300便の搭乗ゲートの23番へ向かいます。出発45分前までに搭乗ゲートに集合だそうです。
ドンムアン空港 23番搭乗ゲート
ゲートでは出発準備中です。ゲート周辺にはカフェや売店が営業しているので、小腹が空いても大丈夫。空港WiFiはありますが、電源は使っていいのか悪いのか、壁のコンセントを勝手に使って我が家のようにくつろいでる人はチラホラいらっしゃいました。
出発45分前までに搭乗ゲートに集合と言った割には、なかなか搭乗が始まりませんでしたが、それから30分経過してようやく搭乗が始まりそうです。
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プレミアムエコノミー初体験!
搭乗ゲート前でまもなく搭乗が始まるとのアナウンスがあったようで、乗客らが列を作り始めました。
プレミアムエコノミーから優先搭乗
深夜0時45分。出発時刻の15分前にプレミアムエコノミー席の優先搭乗から搭乗が始まりました。
タイライオンエア SL300便
本日の搭乗機、エアバスA330-300型機です。
タイライオンエア 客室乗務員さん
機内に入るとバティック柄の制服の客室乗務員さんが迎えてくれました。笑顔で記念撮影に応じて頂き、ありがとうございました。
タイライオンエア プレミアムエコノミー席
こちらがタイ・ライオンエアのプレミアムエコノミー席です。横2-2-2の配置で3列、合計18席あります。
タイライオンエア プレミアムエコノミー席
プレミアムエコノミーのシートは2席で1ユニット。隣席とは微妙な距離感が保たれていて、そこそこのプライベート感があります。また、エコノミー席と同様に、全席エンタメ端末が装備されています。
プレミアムエコノミー リクライニングコントロールパネル
リクライニングスイッチはひじ掛け部分にコントロールパネルがあり、手元で操作できます。
1点、すごくわかりにくいですが、マッサージ機能付きです。(十字ボタン付近の青色の波ボタン)
フラット化したプレエコシート
最大限にフラットな状態にしてみました。ひじ掛けは上に引き上げることでちょっとした目線隠しになります。
テーブルを展開したプレエコシート
収納式テーブルを展開した状態です。エコノミー席のテーブルと比べて1.5倍以上大きく、安定感があります。
まずはおしぼりサービス、ブランケット、イヤホン
出発前のウェルカムセットその1。おしぼりサービス、ブランケット、イヤホン。
エンタメ端末のタッチパネルに届かない!
座ってみました。・・・!!
プレエコシート装備1
どうすんだこれと思っていると、すぐに解決方法が判明しました。ひじ掛けの目隠しボードを引き上げるとあらわになるのが、カップホルダ、ユニバーサル電源、エンタメ端末のリモコン(有線式)。
プレエコシート装備2
別視点から見ると、USB電源もありました。(USBの上の奇妙な形のポートは謎です)
機内エンタメ用のリモコン
エンタメ端末のリモコン(表)です。上から順に、電源、マウスカーソルのタッチパッド、音量上げ、下げ、照明(ON/OFF)、乗務員コール解除、コール。
裏面はゲームコントローラー
リモコン(裏)は、十字キー、SELECT、START、A/B/X/Yボタン。LRやZボタンはありません。
リモコンで遠隔操作ができました
プレミアムエコノミー席の最前列席では、タッチパネルではなくリモコンでの操作が必須です。マウスカーソルの操作性も良く、ゲームの時は十字ボタンなどをつかうので、タッチできないことによる使いづらさはありませんでした。
ウェルカムドリンクサービス
離陸から30分経過した2時5分頃、ウェルカムサービスその2。ホットコーヒーがサービスで提供されました。
サービスの軽食セット
さらに続いて、無料サービスの軽食セットが提供されました。
バタークロワッサンとオレンジジュース
今回はバタークロワッサン、ドリンクは前回と同じオレンジジュースでした。
ウェルカムサービスの後は就寝タイム
軽食の提供が終わると就寝タイムになります。
シートをリクライニング、フルフラットにして、おやすみなさい。
大柄の大人でも軽く横に寝返りができるくらいにはスペースに余裕があります。貸し出してくれたブランケットを体にかけると保温効果もあいまって、おかげさまで3時間ほどよく眠れました。
大変よく眠ってしまったので、写真撮るの忘れました。(汗)
タイを出発してから4時間ほど経過したころ、機内サービスがはじまりました。
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お楽しみの機内食タイム
日本時間 6時10分、機内食の提供が始まりました。プレミアムエコノミーには料金に機内食1食分が含まれています。
プレエコに含まれる機内食セット
予約時に指定していた機内食がこちらです。
タイライオンエア機内食 照り焼きチキン
「照り焼きチキン(Teriyaki Chicken)」
(単品購入時参考価格140THB/約480円)
ではいただきます。
ご飯の量がそこそこですがおかずの盛りはやや少なめです。
肉がパサパサで、しかも味付けが甘い!照り焼きというか砂糖煮です。
残念ながらこれはアウト。おすすめできません。
気が収まらないので、機内食の追加購入にまいります。気が収まっても食べるんですけどね。(笑)
タイライオンエア機内食アメリカンフライドライス
「アメリカンフライドライス(American Fried Rice)」
(140THB/約480円)
往路の機内食レポートと合わせて、これにて機内食4種類のコンプリート、最後の1食です。
アルミホイルのふたを開けるとふわっと漂う甘ったるい人造油の香り。
全面にマーガリンとケチャップで味付けされた "焼きめし(フライドライス)" が敷き詰められていてボリュームは十分ですが、魚肉っぽい、いや、それかどうかもわからない合成肉ソーセージと、チープなハムがトッピング、しなびたグリーンピース、干しブドウ お前なぜここにいるのだ。
もちろん完食しましたが、ボリュームがあるだけにつらいメニューでした。
2食連続でをはずれを引いてしまいました。
続きまして機内食の追加購入、最後は往路で最高金賞を与えたこのシリーズです。
タイライオンエア機内食インスタントタイレッドカレー
「インスタントフライドライス タイレッドカレー」
(90THB/約310円)
往路ではグリーンカレー、今回はレッドカレーです。
タイライオンエア機内食インスタントタイレッドカレー
おいしいです・・・(涙)
このシリーズは本当においしいです。正直、グリーンでもレッドでも大して違いはないんですが、おいしいです。
グリーンカレーの時と同様に、手抜きのないスパイシーな味付けと本気の辛味で、インスタントフードなのに本場のタイの味を楽しめます。カレー好きはタイライオンエアに乗ったら、是非食べてみてください。安いしうまいし、おすすめです。
終わりよければすべて良しっていうじゃないですか。レッドカレー食べて最終的には満足しました。
つめしぼと空と雲と私
もうすぐ成田到着というところで、再びおしぼりのサービスがありました。
「温かいのと冷たいのどっちがいいか」と尋ねられたのですが、人生で幾多のおしぼりが我が手を越えていきましたが、その選択肢は初めて迫られました。
正直どっちでもいいです。
でも気を使っていただいてありがとうございます。
タイライオンエア 到着間近(千葉/九十九里浜上空)
おお、とりあえず千葉には帰って来られた。最終着陸態勢でまもなく到着です。
プレミアムエコノミーはいいが、エコノミーとの差が微妙
8時59分に着陸し、それから20分ほど地上をグルグルと走り、9時18分、定刻から8分ほど遅れましたが成田国際空港に到着しました。
タイライオンエア SL300 成田到着
タイ・ライオンエアのプレミアムエコノミーを利用してみて、フラットシートの快適性は高く、十分な休息が取れる設備である点は高く評価できます。
LCCにおける同等の上位クラスのあるスクート(スクートビズ)やエアアジアX系(プレミアムフラットベッド)と比べても遜色ないレベルか、シートの新しさや清潔さではタイ・ライオンエアの方にやや分があるように感じました。
タイライオンエア 公式サイト
ただ、タイ・ライオンエアのシートをサービス内容で比較すると、エコノミーのサービスが手厚すぎる故に、お得感はエコノミーに軍配が上がります。
機内エンタメはエコノミーでも同等のものが提供されているし、基本料金内で預け入れ可能な手荷物重量は、成田発ではエコノミー20kgまで、プレエコ30kgまで、その差は10kg分です。機内食はエコノミーで有料、プレエコで1食無料の違いこそあれ、単価500円ほどの同一のメニューが提供されるので差はわずかと言っても良いかと思います。
今回のフライトではエコノミーとの差額が約20,000円でした。長時間フライトなので、ゆったり座って、寝て行く/寝て帰るという所に対価を払う気概のある方にはプレミアムエコノミーはお勧めできます。
何はともあれ、まだ始まったばかりの日本路線です。これから路線も続々増え、新規就航セールも開催しています。
タイ旅行の選択肢にタイ・ライオンエアを加えても大丈夫だと思いますよ。
タイ・ライオンエア SL300便 バンコク(ドンムアン)-東京(成田)線の搭乗レポートは以上です。
2018年もLCCjpの搭乗レポートをご覧いただき、ありがとうございました。2019年もLCCファンの皆様には客室乗務員さんの素敵な笑顔と、ユーザー目線の
みなさん、よいお年を。
[関連記事] タイ・ライオンエア セール情報
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TAG: Thai Lion Air タイ・ライオンエア SL300 LCC タイ LCC ドンムアン LCC バンコク LCC 成田 成田国際空港 新路線 新規就航 LCC 搭乗レポート LCC 機内食 LCC 機内販売 LCC ビジネスクラス タイライオンエア プレミアムエコノミー プレエコ
この記事のURL | 2018年12月 | LCCjp at 01:50
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